たじりこども園

給食について

食育について

園では、季節の野菜や地元の食材を使った給食を提供しています。
また、地域の方々のご協力をいただいて、田植えや野菜の収穫、稲刈り脱穀などの農業体験を行っています。
田んぼに入って、自分の手で苗を植えたり、畑にできた野菜を収穫するという体験を通して、料理が食卓に並ぶまでには、たくさんの人たちの手間がかかっているということを学んでいます。
そして、食材や生産者に感謝の気持ちを持つ為に、給食前には「食事観念」(じきじかんねん)を唱えています。
年に3回行っているクッキングでは、包丁などを使って、おやつなどを作ります。子ども達がとても楽しみにしている活動のひとつです。
今後も園では、
様々な活動を通して、「食」に対する意識を育てていきたいと思っています。
それぞれのご家庭でも、ぜひ、料理に触れる機会を作ってみてくださいね。

アレルギー食について

アレルギー食は個人の状態にあわせて作っています。正確なアレルギー食を作るためにも、定期的な検査と指示書の提出をお願いします。

 家庭でのアレルギー食作りは大変なことだと思いますが、卵や牛乳のアレルギーは成長するにつれてなくなっていくことが多いものです。かわりの食材やアレルギー用の食品をうまく使っていきましょう。

アレルゲンについて

卵とじ・オムレツなどの料理は片栗粉でとろみをつけています。フライには小麦粉を水で溶いたものとパン粉で衣をつけます。お菓子作りには豆乳を使います。
マヨネーズ アレルギー用マヨネーズを使っています。それでもだめなときには塩と手作りのフレンチドレッシングを料理によって使い分けます。
牛乳 豆乳を使っています。バターのかわりはサラダ油です。チーズは使わずに作ります。
乳化剤 文字だけを見るといかにも牛乳が関係していそうですが、そうではありません。多くはレシチンというものを使いますが、大豆か卵由来の成分なので注意が必要です。
たんぱく加水分解物 うまみの補いとして近年よく使われています。一見して関係なさそうですが牛肉や牛乳、卵などから作られているものもあります。材料表示のないものには注意してみてください。

行事食

ひな祭り ちらし寿司・雛あられ お家では蛤のお吸い物も作られる方が多いことでしょう。園では地域の方をお招きして一緒にちらし寿司を食べます。雛あられはお土産に持ち帰っています。
5月 鯛そうめん 春の郷土料理です。めでたい(鯛)ことが細く長く(そうめん)続くようにという意味があります。結婚・棟上のときなどに食べられてきました。
10月 うずみ 備後藩の郷土料理です。具沢山のすまし汁を上からご飯で覆って食べます。水野勝成公が倹約政治を敷いたため、庶民が当時ぜいたく品とされたえびや鶏肉を隠して食べたことが始まりとされています。
12月 おしるこ もちつきの日に食べます。保護者の方と一緒に石臼と杵でぺったんぺったんついて作ります。まずはつきたてをきなこでひとつ、おやつにおしるこでひとつと自分達でついたおもちは特別おいしいようです。
冬至 かぼちゃ汁 冬至の日にはかぼちゃを食べ、ゆず湯に入る習慣があります。ほっこりと甘いかぼちゃがごろごろ入ったみそ汁は体の芯からあったまります。
以上のほかにも春にはさくらもち、こどもの日にはかしわもち、夏は水羊羹など季節に合わせておやつを用意しています。
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